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すがわらのみちざねこう
御祭神
菅原道真公は、学問の神さま、天神さまとして、とても有名な神さまです。 道真公をお祀りする神社は、日本全国で1万2千社とも いわれています。
当神社の創られた年代については、詳しい事は判っていません。 古い書物に、江戸時代の始め頃には もう既に建っていたことが 書かれています。
昔は 『三十番神社(さんじゅうばんじんしゃ)』 という名前の神社で、人々から 『土支田村の番神さま』 と 呼ばれていました。 『番神さま』 とは 仏教の法華宗(今の日蓮宗)独特の三十番神信仰のことで、神さまと仏さまが はっきりと分けられていなかった時代(神仏混淆時代)のものです。 1か月の30日を 30柱の神さまが、毎日交代で守って下さるというものです。 札所などにあるような、30番目の神社ということでは ありません。
明治時代になると、このように 神さまと仏さまを合わせた考え方(神仏習合)が禁止され、三十番神さまを 祀ることができなくなりました。 そのため、この神社では 三十番神さまの中の おひとり 北野大明神 すなわち 菅原道真公を 御祭神として祀ることにして、名前も 『北野神社』 と改めました。
こうしたこともあり、この北野神社は 天神さま・学問の神さまとしてだけでなく、地域の守り神さまとして 広く人々の崇敬を集め、親しまれています。 |
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